御神火まつり(富士宮) みこし勇壮

 富士宮市の盛夏を彩る炎の祭典「第43回富士山御神火まつり」が5日、富士山本宮浅間大社を中心とした市街地で開かれた。富士山頂で採火した御神火をともしたみこしが練り歩いた。

勇壮に川をさかのぼるみこし=富士宮市の神田川
勇壮に川をさかのぼるみこし=富士宮市の神田川
勇壮に川をさかのぼるみこし=富士宮市の神田川
勇壮に川をさかのぼるみこし=富士宮市の神田川
勇壮に川をさかのぼるみこし=富士宮市の神田川
勇壮に川をさかのぼるみこし=富士宮市の神田川

 みこし8基が同大社で御神火の点火を受け、担ぎ手たちが威勢の良い声を上げながら市街地を進んだ。大社脇の神田川を遡上(そじょう)する「神田川昇り」が4年ぶりに復活し、最大の見せ場となった。1基ずつ順に入水して、川の流れに逆らって勇ましく進んだ。川沿いは臨場感を求める多くの観衆が埋め尽くした。担ぎ手が観衆に水を浴びせると、会場の一体感が一気に高まった。
 中心街では6日に「宮おどり」が開催され、市民総出で夏の富士宮を盛り上げる。マイロード本町(本町通り商店街)では同日まで七夕まつりが開かれていて、色とりどりの七夕飾りが中心街の熱狂に花を添えている。
 (富士宮支局・国本啓志郎)

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