沼津商高生が税務署業務体験 模擬調査や差押調書作成

 沼津商高(清水町)の2年生4人がこのほど、沼津市の沼津税務署で業務を体験した。2日間、模擬税務調査や差押調書の作成に取り組み、山本一朗署長から決裁をもらうなど実践に即した作業をこなした。

決裁をもらう生徒=沼津市の沼津税務署
決裁をもらう生徒=沼津市の沼津税務署

 1日目は職員から国税庁について説明を受け、仕事内容を動画で確認した後、署内を見学。窓口業務の税務手続きを学び、確定申告書の作成を体験した。2日目は演習を中心に行い、最後に山本署長へ報告した。
 国税局への就職を目指しているという石黒瑛さん(16)は「具体的にどんな仕事をしているのか、イメージの解像度が上がった」と振り返った。山本署長は「正義感を持ってできる仕事。興味を持ってくれるとうれしい」と話した。

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞