画家太田さん 米寿記念で個展 富士、20年分の富士山画
富士市岩淵の画家太田昭さん(88)の個展「富士山の絵200(点)展」が8日、同市のアフトギャラリーで始まった。太田さんの米寿を記念して、過去20年分の作品を集めた。13日まで。
太田さんは約20年前から作風を変え、アクリルと水彩で富士山を描いてきた。個展では、田貫湖や薩タ峠からのスケッチを元にした作品や、複数の富士山をパズルのように構成した絵画など大小200点を展示している。太田さんが住んでいる同ギャラリーから望む富士山を描いた作品もある。
太田さんは「今回の個展を一つの節目に考えている。これまでは人のために美しい絵を描いてきたが、今後はもっと冒険した作品を作っていく」と話した。
※薩タ峠のタは土ヘンに垂