イタリアのプロフットサルチームへ 原川選手(沼津出身)活躍誓う

 7月まで日本女子フットサルリーグの「フウガドールすみだレディース」(東京)に所属した原川菜々子選手(24)=沼津市出身=が、イタリアプロリーグセリエAのアトレチコ・フォリーニョへ移籍する。セリエA唯一の日本人選手で、8日は市役所を訪れて頼重秀一市長に新天地での活躍を誓った。

イタリアのプロフットサルチーム移籍へ意気込みを語る原川選手=沼津市役所
イタリアのプロフットサルチーム移籍へ意気込みを語る原川選手=沼津市役所

 原川選手は幼稚園時代にサッカーと出合い、アスルクラロ沼津ガールズで経験を積んだ。沼津三中から十文字高(東京)を経て、明治大在学中から日本女子フットサルリーグのチームで活躍した。8月24日から新チームに合流し、9月からのシーズンに備える。原川選手は「セリエAには強豪国ブラジルの選手が多い。互角に戦えるよう経験を積み、日本代表を目指したい」と意気込みを語った。
 訪問には原川選手のトレーナーを務める藤田治療院(三島市)の藤田義行院長も同席。5年前に負った右膝の前十字靱帯(じんたい)断裂を克服し、世界へ羽ばたく原川選手をたたえた。頼重市長は「将来の夢も明確。しっかりと経験を積んでほしい」と激励した。

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