JR富士駅北口 再開発へ組合発足 整備担う地権者ら

 富士市のJR富士駅北口の整備を担う地権者による「富士駅北口第一地区市街地再開発組合」の設立総会がこのほど、同市内で開かれた。

地権者でつくる市街地再開発組合の設立総会=富士市内
地権者でつくる市街地再開発組合の設立総会=富士市内

 大規模店舗の閉店などを受けて衰退した同エリアのにぎわいを取り戻そうと2016年に「富士駅北口第一地区市街地再開発準備組合」が設立され事業の検討を進めてきた。昨年3月に再開発案が都市計画決定されたことを受け、新たに再開発組合が発足し、権利変換計画の申請など本格的に事業へ着手する。
 設立総会で大石真行理事長は「新たな時代にふさわしいにぎわいのある富士の玄関口をつくりたい」とあいさつした。
 計画では店舗、専門学校、住宅などを備えた再開発ビルと、駐車場や店舗を含む施設を建設する方針。駅隣接地には市が公益施設を整備する。24年9月に既存建築物の解体工事が始まり、28年3月の完成を予定する。

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