モンゴル訪問 交流再開 伊豆の国の中学生ら出発式 ゲル視察や民族舞踊鑑賞 4年ぶりに友好都市 ウランバートル市へ

 4年ぶりにモンゴルを訪れる伊豆の国市の中学生と公式訪問団の出発式がこのほど、市役所で開かれた。同市と同国ウランバートル市ソンギノハイルハン区は友好都市に関する覚書を交わしており、コロナ禍前の2019年度まで毎年、夏に中学生らがモンゴルを訪れていた。今回は中学生28人と公式訪問団の9人が交流活動を進める。

モンゴル訪問前の出発式=伊豆の国市役所
モンゴル訪問前の出発式=伊豆の国市役所


 中学生は遊牧民のゲル訪問、民族舞踊鑑賞、地元中学生との交流、日本人墓地見学などのプログラムを体験する。山下正行市長を団長とする公式訪問団は子どもセンターやスポーツ宮殿の視察などに取り組む。全員で在モンゴル日本大使館も訪問する。
 出発式で山下市長は「若い時に海外に出かけて見聞を広めることは将来必ず役に立つ。世界の中の日本ということについても考えてほしい」と呼びかけた。
 (大仁支局・小西龍也)

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞