過去最大347メートル 米国の国際クルーズ船 清水港に初寄港
本年度過去最多の70隻以上の外国の国際クルーズ船の受け入れを予定している清水港に11日、過去最大となる米国の国際クルーズ船「スペクトラム・オブ・ザ・シーズ」(16万9379トン)が初寄港した。全長347メートルもある巨大な豪華客船を一目見ようと、地元の親子連れも日の出埠頭(ふとう)に多く訪れた。
スペクトラム・オブ・ザ・シーズは米国の船会社ロイヤル・カリビアン・インターナショナルが運航する。2019年に初就航した。7月31日にシンガポールを出発し、ベトナムや香港、台湾などを巡った。清水港の前には神戸港に寄港した。乗船客の多くは米国人で、清水港で下船後は、日本平や久能山東照宮などを訪れた。
着岸時、おみこしとおはやしでおもてなしした地元住民からは「ビルを横倒しにしたよう」と船の巨大さに驚く声が出ていた。