カラフルな犬や猫 新聞紙、紙粘土で工作 沼津でワークショップ

 沼津市庄司美術館(モンミュゼ沼津)は13日、富士市の造形作家あしざわまさひとさん(50)のワークショップ「おさんぽ犬をつくろう!」を沼津市の千本プラザで開いた。小学生と保護者19人が、新聞紙などを使ってオリジナルの犬や猫を工作した。あしざわさんの個展「たのしむアート展」の関連イベント。

児童が完成させた犬や猫=沼津市の千本プラザ
児童が完成させた犬や猫=沼津市の千本プラザ
あしざわさんの作品をかぶって、撮影を楽しむ来場者=沼津市庄司美術館
あしざわさんの作品をかぶって、撮影を楽しむ来場者=沼津市庄司美術館
児童が完成させた犬や猫=沼津市の千本プラザ
あしざわさんの作品をかぶって、撮影を楽しむ来場者=沼津市庄司美術館

 参加者は丸めた新聞紙に粘着テープを貼り付け、動物の形に整えた。足に車輪を装着し、表面に色とりどりの紙粘土を貼り付けて、理想の犬や猫を完成させた。自宅でイメージ図を描いてから兄と参加した森山結月ちゃん(5)=同市=は「顔がピンクの猫を作りたかった。百点満点の出来栄え」と笑顔を見せた。
 個展は27日まで、同美術館で開催している。鳥獣戯画をモデルにしたカエルの像、多様な動物やゴッホのかぶり物など、ユニークな造形作品約50点が並ぶ。あしざわさんは「来場者が作品を撮ったり、かぶったりすることで完成する展示。作品と一体になり、五感で感じてほしい」と話した。あしざわさんは19、26、27日に在廊する。

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