終戦の日に合わせシンポジウム 陸上自衛隊、ウクライナの現状など講演 伊豆市

 伊豆市社会福祉協議会は15日、終戦の日に合わせ、平和を考えるシンポジウムを同市の修善寺生きいきプラザで開いた。

終戦の日に合わせて開かれた平和を考えるシンポジウム=伊豆市の修善寺生きいきプラザ
終戦の日に合わせて開かれた平和を考えるシンポジウム=伊豆市の修善寺生きいきプラザ

 陸上自衛隊の元陸上幕僚長で国家安全保障局の岡部俊哉顧問(64)とウクライナ出身で三島市を中心に国際交流に取り組む原アンナさんが講演。原さんは「ウクライナの美しさ」と題して、同国各地の風景写真と動画を交えながら生活や文化を伝えた。ロシアのウクライナ侵攻について「戦争が終わらないと前向きな気持ちにはなれない。世界の人たちに実情を理解してほしい」と話した。
 伊豆市内外から約200人が参加した。シンポジウム終了後に全国戦没者追悼式の様子を放映。参加者は平和を祈り、黙とうをささげた。

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞