富士山SDGs推進パートナー 富士宮で交流会 課題挙げ解決策探る

 富士宮市の「富士山SDGs(持続可能な開発目標)推進パートナー」事業に参加している事業者の初交流会がこのほど、市役所で開かれた。18団体の29人がそれぞれ抱える課題を打ち明け、一緒に解決策を考えた。

グループ内で話し合ったことを共有する参加者=富士宮市役所(市提供)
グループ内で話し合ったことを共有する参加者=富士宮市役所(市提供)

 参加者は四つのグループに分かれ、自己紹介を兼ねて「地域との連携が薄い」や「余った素材を活用したい」といった悩みを発表した。悩みに対して別の参加者は自社が協力できそうなことを伝え、イベントの企画や商品製造の構想を練る話で盛り上がった。
 同パートナー事業は、SDGsをきっかけに複数の事業者が接点を得て、新規活動の化学反応を生む取り組みとして市が2022年度に始めた。市企画戦略課の担当者は「地域課題の解決につながるアイデアを積極的に応援していきたい」と話した。
 (富士宮支局・国本啓志郎)

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