オーストラリアでの⚽交流楽しみ 焼津の中学生、奮闘誓い猛練習

 焼津市在住の中学生が20日からサッカー交流事業で姉妹都市オーストラリア・ホバート市を訪れる。現地のクラブチームと対戦したり、同市やシドニーといった都市を観光したりして、スポーツを通じて交流を深める。参加生徒は6月ごろから週1回集まり、試合形式の実践練習で異国での勝負に備える。

ホバート市出発を前に調整する生徒たち=焼津中
ホバート市出発を前に調整する生徒たち=焼津中


 参加するのは同市在住でサッカー部やサッカークラブに所属する中学生26人。中学生のサッカー国際交流事業は市サッカー協会主催で行う。2016年度、18年度、メルボルンで実施したが、その後コロナ禍の影響で途絶えていた。ホバート市への遠征は初めて。
 生徒たちは20日から25日まで、同世代の子どもたちが所属する現地クラブチーム3チームと計6試合戦う。期間中はシドニーのオペラハウスといった施設を見たり、ホバート市の自然に触れたりして、異文化を学ぶ。
 出発を前に焼津中で練習会が行われた。生徒たちは2年生と3年生のチームに分かれて、“ホバート戦”を想定した試合に臨んだ。チーム主将で大富中3年の岡本大空さん(14)は相手のレベルの高さを念頭に置きながら「自分たちがやってきたサッカーをぶつけたい」と意気込む。
 (焼津支局・福田雄一)

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