照明、音響…「舞台裏のお仕事」親子で体験 磐田・かたりあ

 磐田市は17日、同市上新屋の市民文化会館かたりあで「親子探検ツアー&舞台のお仕事体験」を開いた。市内の親子連れ10組が、照明や音響などの設備に触れ、普段見ることのできない舞台裏の世界をのぞいた。

音響室でボタンを操作し、音の響きの変化を楽しむ子どもたち=磐田市上新屋の市民文化会館かたりあ
音響室でボタンを操作し、音の響きの変化を楽しむ子どもたち=磐田市上新屋の市民文化会館かたりあ
ピンスポットライトを動かす子どもたち
ピンスポットライトを動かす子どもたち
音響室でボタンを操作し、音の響きの変化を楽しむ子どもたち=磐田市上新屋の市民文化会館かたりあ
ピンスポットライトを動かす子どもたち


 市文化振興課職員の案内で楽屋やリハーサル室、空調設備を整えたピアノ保管室などを見学。音響室では、同館の舞台運営を担う「ステージ・ループ」(浜松市中区)のスタッフから音楽や効果音の演出方法を教わった。子どもたちは実際にボタンを操作して、音の響きの変化を楽しんだ。
 客席後方上部の部屋「ピンルーム」にも移動し、舞台上の出演者を照らす照明器具の操作を体験した。母親と一緒に参加した岩田小3年永井優衣さん(9)は「ライトを手で動かすのが重くて大変だったけれど、誰かに(照明を)当てるのが面白いと思った」と笑顔で話した。
 同イベントは、かたりあ開館1周年記念事業の一環で、18日にも実施する。
 (磐田支局・崎山美穂)

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