記者コラム「清流」 安全第一の親子海水浴

 8月上旬の休日、家族で牧之原市の静波海岸へ出かけた。浜松市内の自宅から東名高速道を利用して1時間と少し。数年ぶりの海水浴だ。4歳の息子にとっては初めて。晴れ渡った空の下、妻に見守られ、波に揺られながら親子ともども全身真っ黒に日焼けした。
 海水浴中、周りを見ると、幼い子にライフジャケットを着せている家族連れがいた。水辺の事故は命に関わる。0歳から水泳教室に通わせている息子にも念のために着用させるべきだったか。反省した。
 浜松市浜北区の水泳クラブ「浜北スイミングプラザ」は毎年、着衣泳の教室を開いて子どもたちへの啓発を続けている。親に向けては「水遊び中、子どもから絶対に目を離さないように」とくぎを刺す。海や川のレジャーもあくまで安全第一を忘れてはなるまい。
 (浜松総局・松浦直希)

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