元気に響け「老人パワー」 平均年齢77歳の男声合唱団 26日浜松市中区で演奏会

 浜松市を拠点とする平均年齢77歳の男声合唱団オーロラは26日、創立21周年記念演奏会を同市中区のアクトシティ浜松で開催する。本番に向け、団員らが練習に励んでいる。

演奏会に向けて熱の入った練習を行う団員ら=浜松市中区
演奏会に向けて熱の入った練習を行う団員ら=浜松市中区


 同団は2002年、川島順三前会長が歌好きの仲間と結成。現在44人が所属し、市内の演奏会などに出演している。記念演奏会は創立10周年と15周年に開催し、20周年の昨年も予定していたが、新型コロナウイルスの影響で1年延期した。
 当日は21年間の歩みや世代の曲などのテーマごとに、演奏旅行のヨーロッパで歌った「森へ行きましょう」や、中島みゆきの「地上の星」など19曲を披露する。同市出身で、本紙窓辺を執筆中の歌手ERIKOさんも出演し、14年に開催された「浜名湖花博2014」のテーマソング「花の雲」などをともに歌う。
 同区の貸しホールで12日、演奏会に向けた練習が行われ、団員らは歌のバランスやハーモニーなどを確認。ERIKOさんも参加し、2曲を合わせた。外山義孝代表は「老人パワーを会場いっぱいに響かせる。来場者のみなさんにも一緒に楽しんでいただければ」と話した。
 記念演奏会は午後2時開演。全席自由席で、入場料千円。問い合わせは事務局の藤田秀紀さん<電090(3306)1394>へ。
 (浜松総局・仲瀬駿介)

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