沼津の海の魅力 高校生ら語り合う ららぽーとでイベント

 沼津市教委は19日、市内12の高校・高専から生徒の代表が集まり、未来の沼津について語り合う「高校生しゃべり場inぬまづ」を同市のららぽーと沼津で開いた。沼津の海の魅力「うみりょく」について語り合った。

沼津の海の魅力について生徒が語り合った「高校生しゃべり場inぬまづ」=沼津市のららぽーと沼津
沼津の海の魅力について生徒が語り合った「高校生しゃべり場inぬまづ」=沼津市のららぽーと沼津

 高校生の社会への意識を高める場として開催し、今年で11回目。今回は沼津の産業や文化の発展と関わる海について、自由な発想で発言した。沼津の海の特徴として生徒は「食やスポーツ、海の生物など海に関することが一度に体験できる」「海と山が同時に楽しめる」との意見を上げた。
 市内外への情報発信が必要との共通認識から「SNS(交流サイト)だけでなく、身近な人にオフラインで伝えることも大切」「市外の人が多く通う高校でカリキュラムとして海について学べたら」と提言した。コーディネーターを務めた沼津城北高2年の小野真悟さん(17)は「多くの人に沼津の海の魅力を知ってもらうことが必要だと感じた」と話した。
 (東部総局・尾藤旭)

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