帰ってきた火柱の乱舞 富士宮で文珠祭典 4年ぶり奉納手筒花火

 富士宮市原の文珠堂で19日、夏恒例の「原文珠祭典」が4年ぶりに開かれた。奉納手筒花火の火柱の乱舞に多くの来場者が見入った。

火柱を上げて乱舞する保存会=富士宮市原
火柱を上げて乱舞する保存会=富士宮市原
火柱を上げて乱舞する保存会=富士宮市原
火柱を上げて乱舞する保存会=富士宮市原
火の粉を浴びながら手筒花火を掲げる保存会=富士宮市原
火の粉を浴びながら手筒花火を掲げる保存会=富士宮市原
火柱を上げて乱舞する保存会=富士宮市原
火柱を上げて乱舞する保存会=富士宮市原
火の粉を浴びながら手筒花火を掲げる保存会=富士宮市原

 地元の「駿州白糸原手筒花火保存会」の会員が「ソラダセ、ダセヨォ」と勇ましい声を響かせて到着すると、大小さまざまな手筒花火に次々と点火した。筒先から勢いよく炎を噴かせて練り歩き、オレンジ色の火の粉を浴びた。
 手筒花火に先立ち、和太鼓の演奏や大筒櫓(やぐら)の引き回しなども繰り広げられた。
 文殊堂の本堂は昨年11月、80年ぶりの改修が終了した。原区の石川正弘区長(65)は「地元にとって“文珠さん”は夏の思い出。きちんと継承していきたい」と話した。

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞