力士に合わせ元気よく 焼津の少年相撲教室に40人 そんきょの姿勢や四股…基本練習
焼津市の焼津体育館などで20日、市少年相撲教室が開かれた。小学生約40人が参加し、2人の力士から相撲の基本動作を学んだり、相撲の動きを取り入れたトレーニングで体を動かしたりして、国技の魅力に触れた。
荒磯親方と琴大龍、琴太豪が指導役として参加。児童たちは力士に合わせて、そんきょの姿勢やちりちょうず、四股といった基本動作を実践した。
NIKEのトレーナー桑野東萌さんが考案した「スモウインスパイアトレーニング」も実施。子どもたちは保護者も一緒に、軽快な音楽に合わせて、四股やすり足、開脚や脇を締めるなどの動きで汗を流した。
参加者は「疲れが取れた」「家でも簡単にできそう」などと感想を述べた。
県相撲連盟の下村勝彦会長が相撲の成り立ちや歴史について講演し、「勝っても負けてもあいさつが大事」と強調した。
(焼津支局・福田雄一)