「生きた英語」話そう 富士の中学生が挑戦 ハンバーガーショップ、空港など想定
富士市教育委員会が企画する「夏休み英会話講座」が21日、同市の市教育プラザで開かれた。市内の中学生25人が海外をイメージした空間で外国語指導助手(ALT)との英会話に挑戦し、「生きた英語」を学んだ。
ギフトショップや映画館などを想定した四つの場面を用意した。ハンバーガーショップのブースでは臨場感を出すために、日本マクドナルド富士市役所通り店から貸与されたユニホームや包装資材を活用。生徒は従業員の格好をしたALTとジェスチャーを交えながら会話し、注文する商品やサイズ、支払い方法などを伝えた。
市教委の担当者は「学校でのスピーキングテスト導入など、近年英会話の重要性が高まっている。即興で話す力を養ってほしい」と狙いを語った。
22~24日は小学生を対象に同様の講座を開く。