100人分の個人情報 報道機関に誤送信 富士宮市、救急搬送者
富士宮市は21日、7月に救急搬送を行った100人分の個人情報を含む資料をメールで報道機関に誤送信し、該当する100人に謝罪したと発表した。
資料には100人分の住所や氏名、搬送先の医療機関が載っていた。市は8月14日、定時の情報提供として報道機関17社と地域おこし協力隊ら3団体にメールを送った。出動件数などをまとめた統計表を送るはずが、表作成に使う個人情報資料が添付されていた。
市は15日に受信社に資料の削除を依頼し、以降の流出は確認されていないという。100人にはわび状を発送した。
市は担当課などで確認が不十分だったとして、送信までのチェック人数を増やす。