⚽J3沼津と児童「キャンプイン」 選手が企画、交流 刺激に

 サッカーJ3アスルクラロ沼津が24日まで、静岡県内外の小学生5人を迎えたサマーキャンプを開いている。選手数人が「サッカーの楽しさやプロ選手を身近に感じてほしい」と企画。練習を通して児童との交流の場にもなっている。

前川選手(左から3番目)と昼食を取る児童=裾野市の時之栖スポーツセンター裾野グラウンド
前川選手(左から3番目)と昼食を取る児童=裾野市の時之栖スポーツセンター裾野グラウンド


 キャンプは3日間。児童は選手から直接指導を受けながら、練習に取り組んでいる。MF持井響太選手は「5月ごろから企画して、どう楽しんでもらおうか考えた。子どもたちは素直に質問し、吸収力がある」と話した。
 23日の練習後には、児童とDF前川智敬選手が一緒に昼食を食べた。持井選手らからシュートやフェイントのこつを聞いたという東京都の橋本新君(9)は「試合を想像して練習するといいとアドバイスをもらった」と話した。チームのファンという沼津市の藤田紘太朗君(7)は「選手の練習はきつそうだった。これからもサッカーを頑張りたい」と意気込んだ。
 (東部総局・日比野都麦)

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