全日本バレーボール小学生大会 IZULU(伊豆の国)銅メダル フルセット6試合 激戦展開

 伊豆の国市を拠点に活動する「IZULU(イズル)バレーボールクラブ」が、8月に東京体育館などで開かれた第43回全日本バレーボール小学生大会(日本バレーボール協会など主催)男子の部で銅メダルを獲得した。予選リーグと決勝トーナメント計7試合のうち6試合がフルセットという激戦の末、輝かしい結果を手にした。

全日本バレーボール小学生大会で銅メダルを獲得したIZULUバレーボールクラブのメンバー=東京都
全日本バレーボール小学生大会で銅メダルを獲得したIZULUバレーボールクラブのメンバー=東京都


 男子の部には全国から51チームが出場した。同クラブは予選リーグを1位で通過し、8チームによる決勝トーナメントに進んだ。準々決勝では東京のチームと対戦し、セットカウント1-1で迎えた第3セットをジュースにもつれ込む接戦の末、17-15で奪った。準決勝は相手から第1セットを先取するなど大健闘したが、最後は力尽きて1-2で涙をのんだ。
 同市立韮山小6年の平岩璃空主将(12)は「ほかのチームや大人の方が応援してくれたおかげで最大限に力を発揮できた」とし、平岩純監督(39)は「悔しい思いもうれしい思いもあるが、選手が諦めずに戦ってくれて最高の結果だった」と話した。
 同クラブは同大会県大会を3連覇し3年連続で全国切符を手にしたが、おととしは新型コロナウイルス感染拡大の影響で大会中止。昨年はチーム内に体調不良者が出て棄権したため、今年が初出場だった。
 (大仁支局・小西龍也)

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞