世界に一つだけの看板 卒業記念に制作 伊豆総合高、土肥子ども園

 伊豆市の土肥こども園と伊豆総合高ものづくり部は24日、年長児の卒園記念制作として園の畑に設置する看板を同校で作った。部員5人と年長児6人が互いのアイデアを詰め込んだ世界に一つだけの看板を完成させた。

卒園記念の看板制作に取り組む園児ら=伊豆市の伊豆総合高
卒園記念の看板制作に取り組む園児ら=伊豆市の伊豆総合高
卒園記念の看板制作に取り組む園児ら=伊豆市の伊豆総合高
卒園記念の看板制作に取り組む園児ら=伊豆市の伊豆総合高
卒園記念の看板制作に取り組む園児ら=伊豆市の伊豆総合高
卒園記念の看板制作に取り組む園児ら=伊豆市の伊豆総合高

 学校林のヒノキを複数枚接合し、縦約50センチ、横約1メートル30センチの看板用の板に加工した。事前に園児が用意したスイカやイチゴの絵と「みんなのはたけ」の文字を部員がスキャナーで取り込み、レーザー加工機で別のヒノキから切り取った。園児はその絵と文字にペンキで色を塗り、接着剤で看板に貼り付けた。
 部員は看板にツタを装飾したり、事前に作っていた風見鶏を付けたりした。看板のヒノキは手作り感にこだわって仕上げたという。3年の堤龍仁部長(17)は「完成までにトラブルがあったが、想像していたよりも良い作品ができた」と話した。同園の鈴木風理君(5)は「ペンキを塗るのが楽しかった」と声を弾ませた。
 卒園記念制作はベンチ2脚を作った昨年に続き、2回目となる。
(大仁支局・小西龍也)

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