各国ボーイスカウトと韓国で交流 浜松の団員、市長に報告

 ボーイスカウト浜松、浜松東の両地区の中高生らがこのほど、8月上旬に韓国南西部・全羅北道の干拓地セマングムで行われた第25回世界スカウトジャンボリーの参加報告を浜松市役所で行った。

中野市長(右)に世界スカウトジャンボリーの参加報告をする原野さん=浜松市役所
中野市長(右)に世界スカウトジャンボリーの参加報告をする原野さん=浜松市役所

 約30人が訪れ、代表生らが中野祐介市長に報告。静岡大付属浜松中3年原野志緒さん(14)はシンガポールのボーイスカウトの団員とワッペンを交換したことを振り返り「見た目やイメージではなく話し合いで相手を理解したいと思うようになった」と語った。
 世界ジャンボリーは4年に1度行われ、今回は約4万人の参加者が1~12日にテント生活を送りながら交流する計画だった。ただ、酷暑などの影響で会期は短縮され、各国の代表団も早期撤収した。中野市長は「予想外のこともあっただろうが貴重な体験を将来の糧にして」とねぎらった。

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