木の端材で家や船工作「簡単で楽しい」 静岡・東源台小児童クラブで教室

 静岡市葵区のNPO法人「静岡団塊創業塾」は23日、同市駿河区の東源台小の第一児童クラブで「ものづくり教室」を開いた。児童約50人が参加し、木の端材を活用した工作に取り組んだ。

家の模型を作る児童ら=静岡市駿河区の東源台小第一児童クラブ
家の模型を作る児童ら=静岡市駿河区の東源台小第一児童クラブ
家の模型を作る児童ら=静岡市駿河区の東源台小第一児童クラブ
家の模型を作る児童ら=静岡市駿河区の東源台小第一児童クラブ
家の模型を作る児童ら=静岡市駿河区の東源台小第一児童クラブ
家の模型を作る児童ら=静岡市駿河区の東源台小第一児童クラブ

 同NPOから依頼を受けた岳南木工商会(葵区)などが木材を提供した。児童はNPOスタッフの手を借りながら、棒状や直方体などの端材をのこぎりで好きな形に加工した。接着剤を使ってつなぎ合わせ、2階建ての家や船の模型など思い思いの作品に仕上げた。
 1年の綿野里咲さん(6)は「最初は作れるか不安だったけど、簡単に作ることができて楽しかった」と笑顔を見せた。
 同NPOは自由な発想を育むことを目的に、2019年からものづくり教室を実施している。会員の杉本勇さん(76)は、「キットで作る工作と違い、同じ形のない端材を使うことで豊かな感性を養ってほしい」と話した。
 (社会部・五十嵐美央)

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