シャトル打つときは体の前で 元バドミントン選手・與猶さん 天竜で講座

 静岡県バドミントン協会と浜松市スポーツ協会水窪支部はこのほど、バドミントン講座を同市天竜区水窪町の水窪総合体育館で開いた。世界で活躍した元バドミントン選手與猶くるみさん(30)が講師を務め、基本の動作を中心に指導した。

ゲーム形式の練習で子どもたちと汗を流す與猶さん(中央左)=浜松市天竜区水窪町の水窪総合体育館
ゲーム形式の練習で子どもたちと汗を流す與猶さん(中央左)=浜松市天竜区水窪町の水窪総合体育館

 午前中は小学生や初心者を指導し、シャトルの正しい打ち方を中心に説明した。與猶さんは、ラケットが振り遅れないように体の前でシャトルを打つことを伝えた。午後はゲーム形式で参加者と汗を流した。島田市の六合東小4年大石琴菜さんは「教わったことをやってみたらうまくいった。ちゃんと生かして頑張りたい」と話した。
 市内外のバドミントン初心者から経験者まで約40人が参加した。講座は、バドミントンが盛んな県東部と比べて競技人口が少ない西部を盛り上げる一環で開催した。
 與猶さんは2015年の世界選手権でダブルス3位、16年のアジア選手権でダブルス準優勝に輝いた。21年に引退した。

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