新商品や宅配サービス… 地域課題解決へ高校生がビジネスプラン 静岡で発表会

 静岡市の高校生を対象にした同市の講座「高校生まちづくりスクール ビジネス編」の成果発表会が26日、同市葵区の市産学交流センターで開かれた。生徒25人が、市内の地域課題解決に向けたビジネスプランを披露した。

ビジネスプランを提案した成果発表会=静岡市葵区の市産学交流センター
ビジネスプランを提案した成果発表会=静岡市葵区の市産学交流センター

 3~5人ずつの7チームに分かれ、約2カ月かけて練ってきた、月に3万円の利益を目指すプランを提案した。安倍川餅とかき氷を組み合わせた新商品や防災用の備品を定期的に宅配するサービスなどのアイデアが次々に披露され、聞き手から拍手が送られた。
 人手不足や高齢化などの課題を抱える農家と農業体験希望者をマッチングするプロジェクトを考えた静岡学園高3年の村松真衣さんは「農業とビジネスを組み合わせ、どう利益を上げるか考えるのが大変だった」と振り返った。

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