詐欺被害の傾向、署員が解説 伊豆で家庭防犯セミナー
伊豆市の修善寺ニュータウン自治会は29日、会員向けの家庭の防犯セミナーを同市内で開いた。
50代以上の会員約30人が、伊豆中央署生活安全課の永井啓太警部補から指導を受けた。永井警部補は今年の県内の詐欺被害額は約4億8千万円に上ると説明。 「電話でキャッシュカード、ATM、電子マネーの話が出たら詐欺を疑って」と呼びかけた。被害者の約8割は被害に遭う前に相談をしていなかったといい、家族や知人へのこまめな相談を勧めた。
セミナーは同自治会が年2回行っている生涯学習の一環。