⚽千葉、榊原ら静岡県勢選出 杭州アジア大会サッカー女子

 日本サッカー協会は29日、杭州アジア大会(9月23日開幕・中国)に臨む女子日本代表を発表し、塩越柚歩(三菱重工浦和)ら21人を選出した。20日に閉幕した女子ワールドカップ(W杯)で8強入りした「なでしこジャパン」のメンバーは千葉玲海菜(千葉、藤枝順心高出)のみ。来年のパリ五輪を見据えて選手層の底上げを目指し、WEリーグの若手を中心に構成した。

千葉玲海菜選手(千葉、藤枝順心高出)
千葉玲海菜選手(千葉、藤枝順心高出)

 千葉以外の静岡県勢は、常葉大橘高出身のMF榊原琴乃(ノジマ相模原)と掛川JFC出身のFW山本柚月(日テレ東京V)、いずれもJFAアカデミー福島出身のGK浅野菜摘(ちふれ埼玉)、GK大場朱羽(ミシシッピ州立大)、DF佐々木里緒(マイナビ仙台)、MF石田千尋(新潟)と、ともに所属中のDF古賀塔子、MF谷川萌々子が選ばれた。狩野倫久監督は「アジアでタフに戦う、泥くさく1点を取る、粘り強く勝つところを一戦ずつ見せていければ」と話した。
 日本は1次リーグでバングラデシュ、ネパール、ベトナムと対戦する。

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