ヤマハ 横浜に体験型拠点 来春オープン 楽器売り場、音楽教室集約

 ヤマハは29日、横浜市のみなとみらい地区に建設中の大型複合施設「横浜シンフォステージ」のウエストタワー1~3階に、同社のブランドショップを2024年春にオープンすると発表した。楽器売り場や音楽教室、ショールームなどを集約し、音楽や楽器を楽しめる体験型拠点にする。

2階の楽器売場のイメージ
2階の楽器売場のイメージ
3階の音楽教室のロビーのイメージ
3階の音楽教室のロビーのイメージ
2階の楽器売場のイメージ
3階の音楽教室のロビーのイメージ

 延べ床面積は計約2600平方メートル。1階に大型ビジョンやピアノのショールームを設け、2階は気軽に楽器を試すことができる売り場や、横浜エリア最大級の品ぞろえになる楽譜や書籍の売り場を開設する。ミニステージを併設したカフェも備える。3階は大人向け音楽教室を展開する。
 オープンに伴って、横浜市と東京都中野区に展開する店舗や音楽教室など既存の4拠点は閉鎖する。
 横浜シンフォステージは同社が大林組などと共同開発する複合ビルで24年3月末の完成予定。ヤマハは東京都渋谷区に今年11月末完成予定の複合施設「Shibuya Sakura Stage(渋谷サクラステージ)」にも、24年春以降の開設に向けて新拠点を整備する計画を進めている。
 (浜松総局・白本俊樹)

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