ドローン資格取得へ修了審査 焼津市、講習機関登録後初めて実施

 焼津市職員を対象にした小型航空機(ドローン)の操縦者技能証明を取得するための修了審査が30日、市総合体育館(同市保福島)で行われた。市がドローンの講習機関として登録されてから初めての実施。審査員の資格を持った市職員が受験者の実技飛行や飛行前点検といった項目を厳しい目で審査した。

ドローンの飛行前点検を実施する受験者(左)=焼津市保福島の市総合体育館
ドローンの飛行前点検を実施する受験者(左)=焼津市保福島の市総合体育館
審査員(左)が見守るなか実技飛行に挑む受験者=焼津市保福島の市総合体育館
審査員(左)が見守るなか実技飛行に挑む受験者=焼津市保福島の市総合体育館
ドローンの飛行前点検を実施する受験者(左)=焼津市保福島の市総合体育館
審査員(左)が見守るなか実技飛行に挑む受験者=焼津市保福島の市総合体育館

 受験したのは市防災航空隊「ブルーシーガルズ」の隊員5人。飛行前点検では、部品一つ一つについて異常の有無や、正常に作動するかどうかを確認した。実技ではコースを枠からはみ出さないように飛行したり、直径5メートルの円2個を8の字で周回したりした。機体の位置安定機能をオフにした不安定な状態で安全に着陸できるかを試す飛行にも挑んだ。最後に事故や重大インシデント発生時の対応策を問う口述試験に臨んだ。
 今回の修了審査は自動車運転免許でいう「卒業検定」にあたる。受験者は後日、学科試験を受けて、合格すると資格取得となる。

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