ガソリンならぬ…♨ 焼津「温泉スタンド」 市役所駐車場に完成
焼津市が市役所本庁舎北側駐車場に整備していた「温泉スタンド」が完成した。1日から供用を開始し、焼津温泉の湯を有料で販売する。隣接する足湯と合わせて、市民になじみの深い市役所から焼津温泉の認知度向上を図っていく。
スタンドでは40度前後の温泉の湯を10リットル100円で販売する。市役所駐車場と併設していて、24時間利用可能。利用者はあらかじめ持ち込んだポリタンクに湯を詰め込んで自宅へ持ち帰る。
供用開始を前に31日、中野弘道市長や焼津温泉協議会の会員らが出席して式典が行われた。中野市長は「良質な温泉を家庭でも楽しんでほしい」と設置の背景を説明した後に、最初の利用者として、用意したポリタンクに10リットルの湯を注ぎ込んだ。