「やさいの日」に摂取量チェック! センサー使い 磐田で啓発活動

 「やさいの日(8月31日)」に合わせて県西部健康福祉センターは31日、磐田市見付のJA遠州中央「見付どっさり市」で、買い物客らに食生活の改善や積極的な野菜摂取を呼びかける啓発キャンペーンを行った。

ベジチェックを体験する買い物客ら=磐田市見付のJA遠州中央「見付どっさり市」
ベジチェックを体験する買い物客ら=磐田市見付のJA遠州中央「見付どっさり市」

 健康増進課職員ら4人が、野菜の種類や栄養価を紹介するリーフレットなど啓発品約200セットを配布した。センサーに手のひらを当てるだけで、推定野菜摂取量を見える化してくれる機器「ベジチェック」の測定コーナーにも案内し、買い物客が体験した。
 県西部健康福祉センターによると、県民1日当たりの野菜摂取量は男性、女性いずれも目標の350グラムを下回っている。野菜には、余分な食塩を体の外に排出するカリウムが多く含まれており、積極的に摂取することで県の健康課題である「脳血管疾患」の予防対策につながるという。
 (磐田支局・崎山美穂)

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