静大特支中学部生 コースター作品出展 色合い褒められ「うれしい」 静岡県立美術館
静岡大付属特別支援学校中学部の生徒6人が30日、作業学習で自作したコースターを展示している静岡市駿河区の静岡県立美術館県民ギャラリーを訪ね、来場者に感想を聞いた。
生徒は「学校の来客をもてなす」をテーマに織機で毛糸を編み、12点の展示用コースターを作った。色使いを追求したり、形を美しく整えるよう気を付けたりしたという。
同校は、他者の視点に関心を持つことで生徒自身の視野を広げようと来場者へのインタビューも企画した。生徒は自分たちの作品が展示されているのを見てうれしそうな表情を見せ、鑑賞に来た人に感想を求めてノートに記した。3年の近藤菫さんは「色合いがきれいと言われてうれしかった。大勢の人に見てほしい」と話した。
(社会部・大須賀伸江)