スノーボード三木つばき選手 地元・掛川で講演 勝つために大事なことは

 2月のスノーボード世界選手権パラレル大回転で金メダルを獲得した掛川市出身の三木つばき選手(20)が3日、同市大池の市総合体育館さんりーなで講演し、市内で運動に取り組む小学生とその保護者約110人に勝つために心がけたことを伝えた。実際のエピソードも交えながら、自己管理や思いを伝える大切さを強調した。

子どもとポーズをとる三木選手=掛川市大池の市総合体育館さんりーな
子どもとポーズをとる三木選手=掛川市大池の市総合体育館さんりーな
子どものスノーボード体験を見守る三木選手(右)=掛川市大池の市総合体育館さんりーな
子どものスノーボード体験を見守る三木選手(右)=掛川市大池の市総合体育館さんりーな
子どもとポーズをとる三木選手=掛川市大池の市総合体育館さんりーな
子どものスノーボード体験を見守る三木選手(右)=掛川市大池の市総合体育館さんりーな


 心がけたこととして、自分だけのノートを書く▽身の回りのことは自分でやる▽怠けたい自分と向き合う▽考えていることを周りの人に伝える―の4点を挙げた。練習内容をまとめていたノートを見返すと改めて頑張ろうと思えることや、身長を伸ばすために早寝早起きを徹底したことを紹介した。
 三木選手はトレーニングがつらいとき「サボったらどうなるか」を想像したといい、「怠けたら怠けたなりの結果が出る。将来笑いたいか泣きたいかを考えてあとはやるだけ」とモチベーションを保つ方法を伝えた。目標や感謝を周りに伝える意義も話した。
 講演後、スノーボードの試乗会も行われ、子どもたちは三木選手に見守られながらボードの扱い方を体験した。講演は市スポーツ少年団母集団研修会内で行われた。
 (掛川支局・山本萌絵佳)

 

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