「やらフェス」新Tシャツとポスター発表 浜松・静岡文化芸術大生が考案

 浜松市の市民音楽イベント、第15回やらまいかミュージックフェスティバルの開催に向け、実行委員会が9月4日、市役所で概要とPR用のポスター、Tシャツを発表した。10月7~8日にJR浜松駅北口広場など24カ所のステージで、計292組が出演する。過去3年間、感染症のため中止や縮小をしてきたが、4年ぶりに従来のフル開催となる。

PRポスターとTシャツを発表する(右から)渥美さん、中井さん、海野さんら=浜松市役所
PRポスターとTシャツを発表する(右から)渥美さん、中井さん、海野さんら=浜松市役所

 市民有志が音楽の街を発信するため続けている。今回のディレクターは静岡文化芸術大2年の渥美開登さん。若者目線で演出を手伝う。「昨年初めて参加し、街に音楽があふれる雰囲気とフィナーレの光景に感動した。多くの人に見に来てほしい」と意気込む。
 ポスターは同大3年の中井綾さんの作品。アクトタワーや楽器の上で、人々と動物が演奏を楽しむ様子を描いた。同大1年の海野凪沙さんがデザインしたTシャツは、ハートと音符が人々をつなぐイメージを表現した。2人は「さまざまな年代、文化の人が音楽で一つになるイベント」とPRした。
 「やらフェス」ホームページで詳細を掲載している。
 (浜松総局・宮坂武司)

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