フードバンクふじのくに、回収食品を仕分け「今後もご協力を」

 認定NPO法人「フードバンクふじのくに」(静岡市葵区)は7日、余剰食品を生活困窮者に届けるフードバンク事業で静岡県内各地から集まった食品の仕分け作業を同区の市特別支援教育センターで行った。

フードバンク事業で集まった食品を仕分ける参加者=静岡市葵区の市特別支援教育センター
フードバンク事業で集まった食品を仕分ける参加者=静岡市葵区の市特別支援教育センター

 同NPO法人は8月を回収の強化月間と位置付け、県内330カ所に回収拠点を設けた。作業には職員やボランティア約30人が参加し、集まった米やレトルト食品、缶詰などを種類や賞味期限ごとに仕分けた。
 同NPO法人によると、物価の高騰や新型コロナウイルスの影響で集まる食品が不足しているという。望月健次事務局長(42)は「今後も回収を受け付けているので引き続き協力してほしい」と呼びかけた。

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