特産天然アユ、上手につかめた! 浜松・浦川小児童が特産品学ぶ

 浜松市天竜区佐久間町の浦川小は8日、同町で浦川地区の特産品のアユについて学ぶ教室を開いた。全校児童11人がつかみ取り体験などを通して地域の魅力に触れた。

アユのつかみ取りを楽しむ児童=浜松市天竜区佐久間町
アユのつかみ取りを楽しむ児童=浜松市天竜区佐久間町

 浦川漁協の村本和巳筆頭理事(71)が講話した。アユの成長する仕組みや、現在は天然アユが少なく、地元の大千瀬川で釣れるアユが貴重であることなどを紹介。「浦川のアユは魅力にあふれている」と伝えた。
 講話の後、児童はアユのつかみ取りに挑戦。素早く水中で動くアユを両手でつかみ、急いでバケツに移した。最後は塩焼きを食べ、天然物のおいしさを味わった。5年の山下大翔君は「とてもおいしかった。地元の川をもっと調べたいと思うようになった」と話した。

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