高校生がロボット操作体験 静岡・清水区で「甲子園」予選

 日本ロボットシステムインテグレータ協会は9日、ロボットアイデア甲子園の静岡中部・東部地区予選を静岡市清水区袖師町の三明機工で開いた。科学技術や沼津工、吉原工、静岡大成、静岡北の各高校の生徒が参加し、ロボット操作や最新の仮想現実(VR)技術を体験した。

ロボットの操作体験をする高校生(右)‖静岡市清水区袖師町の三明機工
ロボットの操作体験をする高校生(右)‖静岡市清水区袖師町の三明機工

 三明機工のエンジニアが製作した、ゴルフや野球のピッチングなどの基本的動作を行う産業用ロボットが会場に並び、生徒たちは興味深そうに操作した。設計したロボットの配置の適切さやメンテナンスのしやすさなどをVRで確認するシミュレーション体験も人気だった。産業用ロボットが実習できる同社開発のデジタルトレーナーも多くの生徒が体験した。
 生徒たちは「あったらいいな」と思う産業用ロボットを自由な発想で考え、提案書を作った。審査を経て優秀作品は10月下旬の静岡県中部・東部大会、全国大会に出場する。

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞