クリ収穫、丁寧に 掛川産を海外に向けPRへ

 春華堂(浜松市中区)をはじめとする地元企業や掛川市などで取り組む「遠州・和栗プロジェクト」のメンバーは14日、同市大和田の農園でクリの収穫に取り組んだ。約90人が参加し、農園内に落ちたクリを丁寧に拾った。イガを足で固定してトングを使ってイガむきにも取り組んだ。

イガむきに取り組む参加者=掛川市大和田
イガむきに取り組む参加者=掛川市大和田

 プロジェクトは静岡県内各社や行政などが連携して、掛川産のクリを世界に発信しようと2022年に立ち上がった。収穫を体験することで、社員同士の親睦を深めたり農家の思いや悩みを想像しやすくしたりする狙いがある。今後は植樹を行う予定。
 JA掛川市によると、クリは出荷のピークを迎えている。今年は身が小ぶりだが、甘みが凝縮しているという。収穫量は例年並みや少し多くなる見込み。

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