盆踊りで浦川地区盛り上げ 浜松・天竜区佐久間 住民がサークル

 盆踊りで地域を盛り上げようと、浜松市天竜区佐久間町の浦川地区の住民が盆踊りサークル「浦川盆部」を立ち上げた。参加者は着物に身を包んで練習に励んでいる。

盆踊りの練習を楽しむ参加者=浜松市天竜区佐久間町浦川の浦川ふれあいセンター
盆踊りの練習を楽しむ参加者=浜松市天竜区佐久間町浦川の浦川ふれあいセンター

 部長の和田明代さん(74)によると、若者でにぎわっていた約50年前の浦川は、街中の通りで若者が盆踊りを踊っていた。当時の活気ある浦川の文化を取り戻そうと、5月ごろから活動を始めた。部員は現在12人が所属している。
 練習は月2回。このほど、地元の「浦川音頭」をはじめ、「いい湯だな」「げんき音頭」などを踊った。
 今後の目標は地域のイベントに出演し、バンドの生演奏で踊ること。和田さんは「地元の人が楽しめる空間を作りたかった。にぎやかになるきっかけになったらうれしい」と話した。
 (水窪支局・大沢諒)

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