同級生喜寿の力作一堂に 焼津・小川小1958年度卒業生が展示会
焼津市立小川小を1958年度に卒業した当時のクラスメートによる作品展が21日から同市東小川の柳屋ギャラリーで始まった。趣旨に賛同した「6年2組」のクラスメートが制作した油彩画、写真、衣服などの力作が並ぶ。26日まで。
卒業生55人のうち、20人の作品約100点を展示している。5年前の2018年3月、70歳の古希を過ぎた記念として26人のクラスメートが同じ会場で作品展を開催。大勢の来場客で好評だったことから、77歳の喜寿を迎える今年に再びの開催を企画した。
64年の東京五輪で聖火リレーのランナーを務めた村松茂さんは使用したトーチと走っている様子を写した写真を出品した。画本「銀河鉄道の夜」でイラストを担当した小林敏也さんが6年2組の教室の風景をモデルに描いた挿絵が展示されている。
卒業生が所属する「浪蔵劇団」が23日、「正調焼津節伝承会」が24日に同会場で特別公演を行い、劇や踊りを披露する。
(焼津支局・福田雄一)