「ヤナギダー」黄色い声援 ピンバッジの交換に平野笑顔 アジア大会、国境越える人気選手【記者コラム 杭州小話】

21日のフィリピンとの第2セット、ジャンプサーブを放つ柳田=中国・杭州(静岡新聞社臨時支局・二神亨)
21日のフィリピンとの第2セット、ジャンプサーブを放つ柳田=中国・杭州(静岡新聞社臨時支局・二神亨)
海外メディアの取材を受け、ピンバッジの交換にも笑顔で応える平野美宇選手=中国・杭州
海外メディアの取材を受け、ピンバッジの交換にも笑顔で応える平野美宇選手=中国・杭州
21日のフィリピンとの第2セット、ジャンプサーブを放つ柳田=中国・杭州(静岡新聞社臨時支局・二神亨)
海外メディアの取材を受け、ピンバッジの交換にも笑顔で応える平野美宇選手=中国・杭州

 男子バレーボールの試合会場。観客席の中国人とみられる女性グループから「ヤナギダー」と黄色い声援が飛んだ。
 熱視線の先には日本チームの主将を務める柳田将洋選手。試合後に感想を尋ねると「国境を越えてつながる強さがスポーツにはある。それは僕らのプレー一つに懸かっている」と、31歳のベテランらしい答えが返ってきた。
 中国で注目の卓球会場では、平野美宇選手(沼津市出身)が海外メディアの質問に応じていた。平野選手のIDカードのストラップには、スポンサー契約を結んだサンリオのキャラクターピンバッジがずらり。取材陣からバッジの交換を求められ、笑顔で快く応じる姿に、人気の理由の一端がうかがえた。
 (静岡新聞社臨時支局・大沼雄大)

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