「オイショ、オイショ」男衆乱舞 磐田で見付天神裸祭 4年ぶりに熱気

 「天下の奇祭」と称される国指定重要無形民俗文化財「見付天神裸祭」の御大祭が23日、磐田市の矢奈比売神社(見付天神)一帯で始まった。最大の見どころ「道中練り」「鬼踊り」を4年ぶりに再開。完全復活した祭りは、上半身裸で勇ましく乱舞する男衆の熱気に包まれた。

腰みの姿で勇壮な練りを繰り広げる男衆=23日夜、磐田市見付
腰みの姿で勇壮な練りを繰り広げる男衆=23日夜、磐田市見付
腰みの姿で勇壮な練りを繰り広げる男衆=23日夜、磐田市見付
腰みの姿で勇壮な練りを繰り広げる男衆=23日夜、磐田市見付
腰みの姿で勇壮な練りを繰り広げる男衆=23日夜、磐田市見付
腰みの姿で勇壮な練りを繰り広げる男衆=23日夜、磐田市見付
腰みの姿で勇壮な練りを繰り広げる男衆=23日夜、磐田市見付
腰みの姿で勇壮な練りを繰り広げる男衆=23日夜、磐田市見付
腰みの姿で勇壮な練りを繰り広げる男衆=23日夜、磐田市見付

 午後9時ごろから、見付地区28町の男衆が続々と集結して四つの梯団(ていだん)をつくり、旧東海道の見付本通りなどを練り歩いた。ふんどしに腰みの姿の男衆はちょうちんや鈴を手に「オイショ、オイショ」と威勢良くかけ声を上げながら、激しくもみ合った。見付天神に到着した男衆が拝殿になだれ込んで踊り狂う鬼踊りが始まると、祭りは最高潮に達した。
 御大祭は最終日の24日、神輿(みこし)が地区内を巡って見付天神に戻る還御などの行事が行われる。

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