できた!私だけのバイク ヤマハ発動機、ものづくり体験講座 磐田・東部小

 ヤマハ発動機は26日、磐田市内の小学生を対象に、ものづくりの楽しさを伝える体験講座「キッズラボ」を同市新貝の本社に併設する企業ミュージアム「コミュニケーションプラザ」で開いた。同市東貝塚の東部小4年生が参加し、バイクの工業デザインを学んだ。

さまざまな車種のパーツを使って、オリジナルバイクを製作する児童=磐田市新貝のヤマハ発動機コミュニケーションプラザ
さまざまな車種のパーツを使って、オリジナルバイクを製作する児童=磐田市新貝のヤマハ発動機コミュニケーションプラザ

 児童27人は、走行の安定性など機能面も考慮されている同社製バイクのデザインについて、担当者からスライドを使って説明を受けた。その後、紙に印刷されたさまざまな車種のパーツを自由に組み合わせた工作に挑戦。「将来乗りたいバイク」をテーマに、オリジナルバイクを完成させた。
 イルミネーションバイクと名付けた柚木彩葉さん(9)は「ピカピカ光るようにしたかったので、タイヤや前方の部品は色がついているものを選んだ。エンジンを2個付けて空が飛べるようにした」と話した。
 児童に商品・技術開発の工程の一端を体験してもらうことで、ものづくりへの関心を高め、将来の技術者育成につなげる狙いがある。これまでに磐田北小、富士見小の2校が受講した。
 (磐田支局・崎山美穂)

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