スマイル全開 熱海富士が母校飛龍高に凱旋 後輩ら大歓迎 大相撲秋場所で優勝争い

 大相撲秋場所で千秋楽まで優勝争いを繰り広げ、敢闘賞を受賞した熱海市出身の幕内熱海富士(21)=本名・武井朔太郎、伊勢ケ浜部屋=が29日、場所後初めて母校の飛龍高(沼津市)を訪れ、恩師や後輩から歓迎を受けた。

約750人の生徒に出迎えられ、記念撮影する熱海富士(手前中)=29日午後、沼津市の飛龍高
約750人の生徒に出迎えられ、記念撮影する熱海富士(手前中)=29日午後、沼津市の飛龍高
後輩から拍手で出迎えられる熱海富士(右端)=29日午後、沼津市の飛龍高
後輩から拍手で出迎えられる熱海富士(右端)=29日午後、沼津市の飛龍高
妹の武井陽奈さん(右)から照れくさそうに花束を受け取った熱海富士=29日午後、沼津市の飛龍高
妹の武井陽奈さん(右)から照れくさそうに花束を受け取った熱海富士=29日午後、沼津市の飛龍高
生徒会長の影山椋馬さん(右)と組み合う熱海富士=29日午後、沼津市の飛龍高
生徒会長の影山椋馬さん(右)と組み合う熱海富士=29日午後、沼津市の飛龍高
約750人の生徒に出迎えられ、記念撮影する熱海富士(手前中)=29日午後、沼津市の飛龍高
後輩から拍手で出迎えられる熱海富士(右端)=29日午後、沼津市の飛龍高
妹の武井陽奈さん(右)から照れくさそうに花束を受け取った熱海富士=29日午後、沼津市の飛龍高
生徒会長の影山椋馬さん(右)と組み合う熱海富士=29日午後、沼津市の飛龍高

 体育館に集まった生徒約750人が、熱海富士を拍手で迎えた。生徒から高校時代の思い出について質問された熱海富士は「購買のシュークリームを買うのが楽しみだった」と明かし、笑いを誘った。ファンという人気バンド「バックナンバー」の「水平線」を歌ったり、求めに応じて影山椋馬生徒会長(3年)を投げたりする一幕もあった。
 熱海富士は「優勝したかった」と本音を明かしつつ、「自分の高校時代は新型コロナウイルス(の影響)で試合がなかった。目標がある皆さんは、高校生活が短いので頑張ってほしい」と生徒を励ました。妹の陽奈さん(3年)が主将を務める相撲部も見学し、全国大会や国体を控える選手を激励した。
 熱海富士は9月の秋場所で優勝同点の11勝4敗の好成績を収めた。優勝決定戦で大関貴景勝に敗れ、初優勝を逃したが、初の三賞となる敢闘賞を受賞した。

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