小学生らがサツマイモ掘り 「大きく育ってうれしい」 浜松・南区
浜松市南区の芳川北小の2年生が2日、地域の畑でサツマイモ掘りに取り組んだ。児童約90人が地域住民らと大きく実った秋の味覚の収穫作業に励んだ。
荒廃農地の利活用に取り組む「恩地町環境みどり会」が6月に苗を植えた。子どもたちは名前が書かれた札の立つ畝の前に並び、軍手をはめた両手で丁寧に掘り起こした。持参した袋はいっぱいになり、満足そうな表情を浮かべた。収穫したイモは各家庭に持ち帰るという。
子どもたちの食農体験学習の一環として、同会がJAとぴあ浜松と協力して実施している。平野歩莉さん(8)は「持つのが大変なくらい大きく育ってうれしい。食べるのが楽しみ」と笑みを浮かべた。