焼津駅前通り商店街 歩行者天国にして「運動会」 8日、食楽しむ「おかずクエスト」も

 焼津市の焼津駅前通り商店街で道路の一部を歩行者天国にして子どもに遊び場を提供する「みんなでつくる みんなのアソビバ」(みんなのアソビバプロジェクト主催)が8日に開かれる。今回は会場スペースを広げるほか、9月の「わたしの商店街クエスト」に参加した大学生が発表した内容に基づいて出店する。

本番に向けて準備を進める主催者メンバー=焼津市栄町のプレイボールカフェ
本番に向けて準備を進める主催者メンバー=焼津市栄町のプレイボールカフェ

 今回のテーマは「運動会」。人工芝を敷き詰めた区画で、玉入れや大縄跳び、だるまさんが転んだといった種目を行う。会場には地元の幼稚園や保育園の園児たちが描いた絵を飾り付ける。
 会場スペースは東西方向に走る道路を挟んでめがね橋付近まで広がり、前回のほぼ倍の長さに延びる。飲食や物販などが出店するほか、定休日の商店街の一部店舗も臨時営業する。大学生が提案した焼津の食材を使った「野菜おでん」、ごはん入りプレートに商店街で販売しているおかずを入れていく「おかずクエスト」も出店する。
 主催するプロジェクトのメンバーは大学生や移住者といった若者や商店街店主など幅広い。市外の団体やグループも参加する予定。 メンバーの一人の鈴木銀次郎さんは「自らがやりたいという思いを持って参加する人が増えている」と手応えを語る。同メンバーの水野優子さんも「商店街の普段使いのきっかけになれば」と話す。
 (焼津支局・福田雄一)

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