黄瀬川大橋仮橋 16日開通 沼津市・清水町境 全車両通行可能に

 静岡県沼津土木事務所は5日、2021年の豪雨で一部が損壊し、架け替えが決まっている沼津市・清水町境の黄瀬川大橋(県道富士清水線)の仮橋について、16日午後3時に開通すると発表した。架け替え中の迂回(うかい)路。豪雨の影響で既設橋を通行できなかった大型車や二輪車を含む全車両が通行可能となる。

10月末に開通する仮橋(右)。左は既設の黄瀬川大橋=29日午後、沼津市・清水町境
10月末に開通する仮橋(右)。左は既設の黄瀬川大橋=29日午後、沼津市・清水町境

 仮橋開通は10月末を目指していたが、工事が順調に進み早まった。沼津市側に市道と接続する十字路交差点を新設、27日午後3時から市道への出入りが可能になる。仮橋開通に向けた工事に伴い、既設橋は9日から片側交互通行になる。
 既設橋は21年7月の豪雨で橋脚が沈んで橋桁が傾き、一時通行止めになった。損壊部分に応急組立橋を架けて通行を再開したが、7・5トン以上の車両と二輪車は通行できない状態。新しい橋は26年度末の開通を目指す。
 (東部総局・矢嶋宏行)

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