浜松、湖西両市長が上空視察 道路、河川整備状況を確認

 浜松市の中野祐介市長と湖西市の影山剛士市長は6日、国土交通省中部地方整備局のヘリで両市内の道路、河川の整備状況を視察した。両市長とも市内の上空視察は初めて。

視察を終えて感想を語る影山市長(左から3人目)と中野市長(同4人目)=浜松市南区
視察を終えて感想を語る影山市長(左から3人目)と中野市長(同4人目)=浜松市南区

 浜松市南区の天竜川河川敷を発着点に、道路は浜松市北区から長野県飯田市を結ぶ三遠南信自動車道、同区から愛知県三河港に至る浜松湖西豊橋道路、河川は天竜川中下流域と再編事業中の佐久間ダムなどの現場を確認した。
 視察後、中野市長は三遠南信道について「付近の現道が崩れている。トンネルと橋が続く難工事だが早期完成を願う」と話した。影山市長は浜松湖西豊橋道路の予定ルートに触れ、「山間部から海に抜ける道ができれば防災や物流、観光など多様な観点で効果が見込める」と期待を寄せた。
 視察は同整備局の佐藤寿延局長、浜松河川国道事務所の名久井孝史所長が同行して国の事業を説明した。
 (浜松総局・宮坂武司)

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