バスケの楽しさ子どもに 3人制プロチームが教室 焼津 地方チームと試合も

 焼津市の3人制バスケットボールチーム「焼津CITYユナイテッド」がこのほど、市総合体育館(同市保福島)で活動報告会を開いた。小学生を対象にしたバスケットボール教室やプロチームを招待してのエキシビションマッチなどを通じて、選手たちが地域の子どもたちと交流を深めた。

ドリブルしながらの鬼ごっこに挑む子どもたち=焼津市保福島の市総合体育館
ドリブルしながらの鬼ごっこに挑む子どもたち=焼津市保福島の市総合体育館


 午前中に行われた小学生を対象にしたバスケットボール教室には焼津市を中心に270人の児童が参加した。子どもたちは最初、笛を合図に瞬時にグループを作ったり、じゃんけんをして勝敗ごとに大きなリアクションをしたりするゲームに挑戦。チーム競技に不可欠なコミュニケーションの大切さについて学んだ。その後、選手たちも加わり、ドリブルしながらの鬼ごっこ、チーム対抗のシュート対決やフリースロー対決を行った。
 午後には群馬県、千葉県、奈良県の3人制バスケットチームと焼津CITYユナイテッドが対戦。子どもたちはプロがコートで繰り広げる技を食い入るように見つめていた。
 焼津CITYユナイテッドは今春から焼津市内の中学校で生徒を相手にクリニックを行っている。良知正浩チーム代表は「子どもたちにバスケの楽しさを知ってもらうことで、裾野を拡大していきたい」と語った。
 (焼津支局・福田雄一)

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